PLM提案資料の作成方法
デザイン・販売・小売り・商品開発・品質管理・生産・物流など各部門が、様々な場所で別々のシステムを使っていると、情報を管理するのは大変です。ビジネスの成長と成功のために、商品開発プロセスを効率化し、社内外で連携し協業するためのツールが必要だと感じているかもしれません。そろそろ、変革すべき時がきています。
しかし、どうすれば社内の上層部を説得できるのでしょうか? PLMの導入を提案するための資料はどうやって作成すればよいでしょうか?まずは、社内を説得するために、どのような情報が必要か考えてみましょう。投資が適切なものがを判断するためには、ビジネス上のメリットを明記する必要があります [1]。そして、上層部が導入するかを判断するために、メリット・デメリット・現状の問題・将来発生しうる問題も挙げておかなくてはなりません。
自社のニーズに合ったPLMを探すために、次のことを参考にしてください。
ビジネス上の問題とチャンスを明確化する
まずは、現状の問題を洗い出すことが重要です。日々直面してる課題や、夜も眠れない悩みの種は何でしょうか?データがあちこちに散乱していることや、データの入力や管理に手間や時間をとられていることが原因かもしれません。眠れない原因が何であれ、製品ライフサイクル管理(PLM)を使えば、すぐに問題を解決できます。
PLMは、デザインからオムニチャネル戦略を含む販売活動まで、商品に関するすべてのプロセスを支える基盤となるシステムです。PLMを活用することで、社内外の連携や協業を改善し、コストを削減して、商品化にかかる時間を短縮できます。その結果、業務を効率化し、利益率を上げて、従業員が働きやすい環境を整えることができ、全員にとってWin-Winの状態になります。PLMを導入すると、1年以内に何億円もコストを削減できます。
様々なソリューションを検討
有名な物理学者アインシュタインは「狂気とは、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること」と話しています。業務に問題を感じていて、求める結果を出せていないのであれば、何かを変えるしかありません! 様々なソリューションを比較検討することで、自社にフィットするものを探し出すことができますが、何を比較検討すればいいのでしょうか?
最新のPLM
クラウドベースのPLMが、クリエイティブな作業や社内外の連携を改善してプロセスを効率化し、業績を改善して、商品化にかかる時間を短縮します。商品ライフサイクル全体をカバーできて、モバイルアプリも利用できます。包括的な最新型ソリューションCentric PLMは、週単位や月単位のスピードで進む短い商品ライフサイクルに対応しています。
従来のPLM/PDM
従来のPLMや商品データ管理(PDM)はCAD/CAMのファイルや、デザイン画を保存するためのシステムとして生まれました。もともとは自動車や航空機など、ライフサイクルが長く、複雑な技術が必要な製品を管理するためのシステムで、アパレル・ファッション業界に特化したPLMのように、商品ライフサイクル全体をカバーできません。
Centricのお客様であるCamelBakは、以前は古いPDMを利用していましたが、Centric PLMに切り替えたことで、商品開発プロセスを効率化し、様々なカテゴリの商品マスターデータの精度を大幅に向上することができました。
CamelBakのPLMマネージャーPaul Rattay氏は「システムは使い勝手が非常に重要です。PLMを導入したことで、プロセス改革が大きく前進し、よりよい商品をより早く市場に投入することに集中できるようになりました」と語っています。
- 自社製のシステム / Excel
世界的なフットウェア・アパレルブランドAriatは、自社製のPLMを利用していましたが、会社が成長するにつれて調達戦略を変更したり、変化する市場に対応するために商品開発プロセスが複雑になり、管理が難しくなりました。自社製のPLMでは現状に対応できないと判断したAriatは、Centric PLMでデジタルトランスフォーメーションを実現することにしました。
https://www.youtube.com/watch?v=nfRQ4rCfB7U
Ariatのアパレルデザイン&開発部門バイスプレジデントSusan Glynnは、Centric PLMの導入について、次のように話しています。
実際に、Acne Studios のようにExcelの嵐や自社製システムの限界に苦しむ多くの企業が、Centric PLMに切替えています。
Acne StudiosのCEO、Mattias Magnussonは「今後も続くビジネスの成長に対応するためには、部門間で連携し協業するためのインフラが必要でした。自社製のPDMと、Excelを管理するウェブがありましたが、すべての情報を一ヶ所に集約し、スタッフ全員が参照できる形で管理するのは難しく、コレクションの準備に時間がかかっていました。部門間での協業を促進し、事務作業にかかる時間を削減して、よりよい商品を作るための作業に集中したいと考えていました」と話しています。
イタリアのある企業は、PLMを導入したことで、17の言語で作成された80,000行あるExcelファイル170個の運用をやめることができました。それによって削減できた作業や時間がどれだけ大きいか想像してみてください。
投資対効果
あらゆるビジネスにおいて、投資対効果は重要です。投資によりどんなリターンが得られるのかを正確に説明できれば、上層部を説得しやすくなります。
PLM導入のメリットは、ソフト面とハード面の両方を説明する必要があります。ハード面のメリットは、商品開発を管理し粗利を増やすことで得られる利益率の増加など数値化できるものが多く、ソフト面のメリットは、生産性の向上や業務の効率化などが挙げられます。
Centric PLMを使えば、スピーディな商品化、社内外の連携や協業の改善、利益率の増加から、データの精度向上、販売計画のための新しいプロセス、KPIの可視化まで様々なメリットがあります。これらのメリットをリスト化すれば、経営幹部も興奮するはずです。
Centric PLMを選ぶ理由
様々なPLMをリサーチすると、Centric PLMは現代的で柔軟性が高く、ニーズに合わせて構成できることがご理解いただけると思います。商品データを一ヶ所に集約し、事務作業を削減してビジネスインテリジェンスや革新的な商品の開発に集中できる環境が整い、よりスピーディに商品化して、商品の利益を向上することができれば、とてもうれしくありませんか?あとは、どうやって、PLM導入の提案書に信ぴょう性を持たせるかです。
そのためには、ぜひ導入事例をご活用ください!
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導入の不安は?
過去を忘れて将来のビジネスを見据えることは難しいですが、問題があったり、ニーズに合っていないものには何らかの手を加えなくてはなりません。新しいPLMを導入することで、しばらくの間ビジネスが止まったり、悪い影響が出たるのではないかと不安に思う方もたくさんいますが、心配は無用です。Centricは、独自のアジャイルデベロップメントSM手法で、短いPDCAサイクル(Plan・Do・Check・Act)を数回繰り返して、数ヶ月で導入できます。ERPの導入にかかる期間と比較すると、短い期間で導入が可能です。
もう待つ必要はありません。今すぐPLM導入の提案書を作成して、上層部にPLMのメリットを説明してください。Centric PLMで、ビジネスの成長と成功を確実なものにしましょう!
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[1] https://www.projectmanager.com/blog/how-to-write-a-business-case